Wikipediaの略歴や活動欄が不正確なので、ここで改めて公表します。
私にとっては経歴や活動は問題ではなく、実際の研究内容や新しい発見の意味が重要であることは言うまでもありません。
また、Wikipediaでは私が「新しい歴史教科書をつくる会」の会長であったことが最初に書かれていますが、私にとってそうした地位はあまり意味をもちません。 ただ、「教科書を考えようとする運動に加わった」ことが重要です。
現に私は国際美術史学会の副会長です(任期は2012年まで)が、そのような地位や職名はめぐり合わせにすぎないと考えています。
また、私の「支倉常長」の研究についての批判が書かれていますが、いくらでも反論できることです。
田中英道
略歴
昭和17年(1942年)2月20日 | 東京生 |
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35年(1960年)3月 | 都立日比谷高校卒業 |
39年(1964年)3月 | 東京大学文学部フランス文学科卒業 |
41年(1966年)3月 | 同美術史学科卒業 |
41年(1966年)4月 | 東京大学文学部美術史学科大学院入学 |
41年(1966年)10月 | フランス政府給費生として留学 |
44年(1969年)6月 | ストラスブール大学ドクトラ(PhD)取得 |
45年(1970年)7月 | 国立西洋美術館研究員 |
48年(1973年)4月 | 東北大学文学部講師 |
48年(1973年)10月~49年(74年)9月 | イタリア政府給費生としてローマ大学留学 |
51年(1976年)4月 | 東北大学文学部助教授 |
53年(1978年)10月~54年(79年)9月 | ドイツ、ミュンヘン美術史研究所留学 |
平成2年(1990年)2月 | ローマ大学客員教授 |
4年(1992年)4月 | 東北大学文学部教授(美学・西洋美術史講座) |
5年(1993年)5月 | ローマ大学客員教授 |
8年(1996年)2月 | 東北大学文学博士号取得 |
15年(2003年)4月~9月 | ベルリン・フンボルト大学招聘教授 |
17年(2005年)2月 | ボローニャ大学客員教授 |
17年(2005年)3月 | 東北大学大学院文学研究科(美術史学講座、美学・西洋美術史専攻分野)教授を定年退官 |
17年(2005年)4月 | 国際教養大学特任教授 |
19年(2007年)2月 | ボローニャ大学客員教授 |
21年(2009年)2月 | 同上 |